甲状腺腫瘍、とってきます!【手術当日 前編】

こんにちは!HYPかなこです。

前回はこちら

甲状腺腫瘍、とってきます!【手術前日】

手術、無事終わりましたー!!

首を下に向けるのがきついので、長時間スマホを見られず…

かといって、まだドレーンが抜けていないのでお散歩もできず…
(聞いたらOKもらえるかもしれませんが、それだけでナースコールするのも…)

声があまり出ないので、電話もできない…
(そもそも電話得意じゃないし、子どもらにくたびれたの見せて心配かけるのもアレだし)

あぁ、なんかしたい!!!

というわけで、持ってきたタブレットでカタカタ無理のない程度に書き連ねていきます。

首が痛くなったらやめます!笑

手術当日の朝

手術前にも関わらず、12時頃から6時頃まで爆睡!
朝起きたらめっちゃ腰が痛買ったです。
寝返り全く打たなかったのかな…

起きてすぐに「朝ごはん何時だっけな〜」と思ったら、絶食ということに気付きました。

切ない。

手術前の診察

主治医とは違う先生でした!

明るい感じの診察で…

「手術するのどっちかわかる?」

『左です』

「そうだよ〜そっちに印つけるね!」

ペンでポチッとマーキング。

よく見かける、切るラインを首に直接書く感じではなかったです。

「お腹空くと思うけど、頑張ってね!

 隠れて食べちゃダメだよ!」

というわけで、診察終了。

手術は13時開始予定。

手術の時間まで…

看護師さんがきて、検温と血圧測定

36.7℃
130/82

…って血圧上がりすぎじゃない!?
(普段110/75くらい)

11:15

めちゃくちゃ眠い…

でも麻酔で強制的に寝るから、なるべく術後の夜に寝れるようにしておきたい…

12:20

食器を下げる音がたくさん聞こえる。

良いなぁ、ご飯なんだろうなぁ。と思っていると

助手さんが部屋に入ってきて「食器持って行ってくれたんですね〜」と言って去っていきました。

…食べてないよォォ!!!

12:50

手術着(入院着の作務衣)に着替え、着圧ソックスを履きます。
…圧がすごい!家にあるのと違う!!!
なんて思ってたら、履いた後は普通でした。

白い着圧タイツなもんだから、履いてきたレザーシューズと合わせると…

小学校の入学式の子スタイル!!!(足元のみ)

作務衣の中は、パンツ一枚と着圧タイツのみ。

看護師さんと一緒に、いよいよ出発。
2人で徒歩で別の階にある手術室へ向かいます。

その中で、看護師さんに不躾なお願いをしてみる。

『取った腫瘍って見ることができますかね…?』

出産時、胎盤すら見たことないから(1人目の時は夫が見たらしい。裏山!)見ておきたかったんです。
結構いますよね?せっかくだから自分の臓器を見たい人って。

母のお腹の中にいた時から一緒にいたわけじゃないですか。
(胎盤は違うけど)

人のは見れないけど、自分のは見てみたい!

「確認してみますね!」

ありがたや。

手術室は不妊治療の採卵&移植の時に個人病院のところへ入ったことがあるけど、やっぱり総合病院は規模が違いますね!

待機場所の椅子に座り、看護師さんからオペ看さんに交代。

それぞれ自己紹介してくれる。

その場でヘアキャップを被り、すぐに手術室の内扉へ。

手術室へ

手術室は全部で10個くらい?たくさん番号が振ってありました。
見てないけど、ホテルみたいに「4」は無いのかなぁ。

中に入ると、普通の清潔な部屋のようでした!

そこにベッドがポツン。
真上じゃないところに、手術室あるあるなライトが二つ。

看護師さんが話しかけてくれました。

「昨日寝れましたか?」

『意外とぐっすり寝ちゃいました〜』

「そうなんですね!私不安が強いと寝れなくなるんですよ〜…地震とかこわくて…」

と、他愛ない会話でリラックスさせてくれました。

そして真ん中あたりにあるベッドへセルフねんね。
採卵の時より広くて、採卵の時より柔らかいベッドでした。
細さは同じくらいかな?

頭には、ブヨブヨの枕が置いてあります。
首付近の手術だから、頭を動かしやすいようにしてあるのかな?

厚手のバスタオルを2枚くらいかけてもらい、手伝ってもらいながら中で服(作務衣の上のみ)を脱ぎます。

半分以上男の人だったから、助かった。
せめて意識のあるうちは、この枕のようなブヨブヨの体が晒されるのを見たくない。
(みんな見慣れてるんだろうけど、私が恥ずかしい)

そして酸素マスク(でいいのかな。麻酔かな)を顔につける。
ゆるゆるだけど、麻酔で意識がなくなるし、挿管するのでこんくらいのゆるさでいいのかな?

前日説明に来てくれた麻酔科医さん以外に、もう1人麻酔科医さんがおりました。

看護師さんか麻酔科医さんか忘れたけど、爽やかな男性が

「点滴用の注射しますねー」

と、手の甲さすさす。

うおー手の甲か!
これ痛いって聞くよね!!!

と思っていたら、あんまり痛くなかった。

甲でも痛くないとは、スキルですね!!!腕がいいんですね!!!

そして今朝診察してくれた先生が来る。
(医師、麻酔科医ともに2人体制なのかな?)

「取った腫瘍見てみたいってことだったんですけど、取ったらすぐホルマリンに浸けちゃうんで見れないんですよね〜ごめんなさいね」

『いえいえ見れないなら全然いいんですすいませぇぇん』

看護師さん
「せっかくだから見たかったですよネェ…」
と優しいフォロー。

(腫瘍が見たいってお願いする人はそこそこいるのかな?)

いよいよ全身麻酔へ

「麻酔の点滴入れていきますね〜
 人によってはチクチクしたり痛みを感じることもありますが、すぐ治まるので安心してくださいね」

というわけで、麻酔の薬が入ってくる。

…チクチクしない?

あ、ふわふわしてきた。

これは静脈麻酔の時と同じだ。

『…きましたぁ』

ここで暗転。

首を休ませるために、一旦区切ります!

※若干閲覧注意!甲状腺腫瘍、とってきます!【手術当日 後編】

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